著者: Selmer, Randi Marie, Thelle, Dag Steinar, Tverdal, Aage
公開日: 2022年1月1日
20歳から79歳の男女243,169人を対象とした前向きコホート研究を20年間追跡した結果、新たに991件の膵臓がんが発生することが確認された。多変量調整後のハザード比は、男性では1日あたりの飲酒量が1グラス増えるごとに1.08(95%信頼区間:1.02~1.15)、女性では1.04(95%信頼区間:0.97~1.13)であった。スプライン曲線分析の結果、1日あたりの飲酒量が増えるにつれてハザード比も増加し、1日あたり1グラス以上の飲酒量においては、信頼区間が1.0を超えることが示された。この関連性は、喫煙経験者と現在の喫煙者の両方に見られたが、喫煙習慣による交絡の影響である可能性があり、アルコールと喫煙の複合的な影響が膵臓がんのリスクを高めていることを示唆している。
