著者: Adami, Hans-Olov, Clemmensen, Signe, Harris, Jennifer R., Hjelmborg, Jacob, Kaprio, Jaakko, Korhonen, Tellervo, Nordic Twin Study Canc NorTwinCan
公開日: 2022年1月1日
北欧の双生児コホート研究(参加者数127,575人、うち喫煙者は47,314人、過去に喫煙した人は21,168人、非喫煙者は59,093人)において、平均追跡期間は27年であり、その中で口腔がんを含むタバコ関連のがんの症例が7,379件確認された。現在も喫煙している人の場合、すべてのタバコ関連がんのリスク比(HR)は2.14(95%信頼区間:1.95~2.34)であった。喫煙習慣とがんの発症の有無が異なる一卵性双生児ペア109組を対象とした分析では、現在も喫煙している人のリスク比は1.85(95%信頼区間:1.15~2.98)、過去に喫煙していた人のリスク比は1.69(95%信頼区間:1.00~2.87)であり、非喫煙のもう一方の双生児と比較して有意な差が認められた。これは、遺伝的な素因とは独立した因果関係を示唆するものである。
