炎症時の正常な尿酸値

経過観察

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最終更新日: 2026年1月29日

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痛風発作中の尿酸値が正常であっても、痛風を除外するものではない。

急性痛風発作を経験する患者さんのかなりの割合は、発作時の血清尿酸値が正常です。つまり、発作時の血液検査で尿酸値が正常だからといって、痛風ではないと決めつけるべきではありません。痛風の診断には、尿酸値だけでなく、臨床的な評価も必要です。

エビデンス

著者: Fletcher, Adelaide, Leiszler, Matt, Poddar, Sourav

公開日: 2011年1月1日

前向きコホート研究のシステマティックレビューでは、急性痛風患者の11%~49%が発作時に正常血清尿酸値を示すことが明らかになりました(SOR:A、前向きコホート研究に基づく)。アロプリノールを服用している患者は、尿酸降下療法を受けていない患者と比較して、急性痛風発作時に正常尿酸値を示す可能性が有意に高かった(SOR:B、前向きコホート研究からの外挿)。これらの知見は、急性発作時の血清尿酸値検査の診断的有用性は限られており、正常値を痛風の除外基準として用いるべきではないことを示しています。