著者: Barrios Rodríguez, Rocío, Jiménez Moleón, José Juan
公開日: 2020年7月13日
スペインの女性大学生卒業生10,930人を対象とした、前向きコホート研究「SUN」において、乳がんを発症していない者を初期対象とし、2018年のWCRF/AICR(世界がん研究基金/米国がん研究所)のがん予防に関する提言に基づき、全粒穀物、野菜、果物、豆類の摂取を含む8項目の遵守度スコアを作成した。その結果、遵守度スコアが5点を超えるグループと3点以下のグループを比較すると、多変量調整後の閉経後の乳がん発症リスクは0.27倍(95%信頼区間:0.08~0.93)となり、73%のリスク低減を示した。全体的な乳がんとの関連性は逆相関であったが、統計的に有意ではなかった。この保護効果は、特定の要因によるものではなく、栄養やライフスタイルに関するすべての要素の複合的な影響によるものと考えられる。
